プレゼンテーション: PI SystemインフラのAzure移行事例 - INPEX
2022 - AVEVA PI World Amsterdam - Oil and Gas
本プレゼンテーションでは、INPEXが日本国内のPI SystemインフラをMicrosoft Azureへ完全移行した事例を紹介します。この移行は、保守にかかる作業負荷を軽減するだけでなく、企業全体のITインフラを最適化することを目的としています。
また、今回がPI Worldでの初めての発表となるため、INPEXグループ全体のPI Systemアーキテクチャ(INPEXオーストラリアを含む)についてもご紹介します。
当初はエンタープライズヒストリアンとして構想されたPI Systemですが、その役割と重要性は大きく変化しました。特に、Ichthys LNGの試運転において、PI Systemは不可欠な役割を果たしており、「ゼロデータロス」の理念を満たすためにPI Systemインフラの再実装が必要となりました。
業界:Oil & Gas
会社名:INPEX Corporation
スピーカー:Naoto Yamabe氏
Naoto Yamabe氏は、石油・ガス業界で10年以上の経験を持つプロセス制御エンジニアです。2012年に化学工学の修士号を取得後、INPEX株式会社に入社し、プロセスエンジニアとしてキャリアをスタートしました。従来のプロセスエンジニアリングだけでなく、自動化の高度な技術にも精通し、主要なLNGプロジェクトに携わってきました。
2016年には、世界有数の重要な石油・ガスプロジェクトとされるIchthys LNGプロジェクトに参加。この時点でキャリアの次のステージとして、オペレーション部門のプロセス制御エンジニアとなり、PI Systemのパワーユーザーとして、大規模な海洋施設の立ち上げを成功に導きました。
2019年以降は、デジタルトランスフォーメーショングループにてPI Systemの開発を担当し、INPEXグループのさらなる成長に向け、社内外のIT専門家と協力しています。
スピーカー:Kohei Kawamura
Kohei Kawamura氏は、石油・ガス業界で8年の経験を持つリザーバーエンジニアです。2014年に石油生産工学の修士号を取得後、INPEXに入社しました。国内外の油・ガス井戸における坑井データ取得を監督し、井戸の生産性能向上に取り組んできました。
また、アブダビ沖の成熟した油層における40年分の原油生産データの解析を担当し、ビジネスインテリジェンスツールを用いて分析を実施。生産量増加に向けた開発シナリオを提案しました。
これらのデータ関連業務を基盤に、昨年よりIT部門でソリューションエンジニアリング業務を開始。現在はPIシステムの管理を担当し、システムの利用方法の指導や高度なPI機能を活用した分析強化を行っています。また、データサイエンティストとシステムエンジニアの効率的な連携を実現するため、機械学習基盤の運用も担っています。